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赤ちゃんの眠りと母乳 

【赤ちゃんの眠りは理にかなっている?】

赤ちゃんがなかなか寝てくれない、夜泣きが激しいなど、赤ちゃんの睡眠に悩む方は多いと思います。 

赤ちゃんは浅い眠りが多く、レム睡眠でもノンレム睡眠でもない不定睡眠があります。睡眠のリズムも成人とは異なり、眠りの初めは浅い眠りの段階になるそうで、深い眠りの段階になるまで大人より時間がかかるし、ノンレム睡眠の時間が短いです。

いかにも寝つきが悪くてすぐに泣いて起きてしまいそうな性質ではありますが、赤ちゃんが自分自身で命を守る、また脳の発達に大切な仕組みでもあります。

そして個人差も大きいのです。

 

昼夜の区別もないので、午前中はぐっすり寝るのに夜になると起き出すという昼夜逆転傾向になる時期は、なかなか辛いと思います。

これは経験値からの憶測で科学的根拠はないのですが、夜起きてよく飲んでいる時期は体重がぐんと増える時期、つまりとっても成長期で、夜の方が飲めば体重が増えやすいし母乳も夜間の方が出るので、赤ちゃんが「大きくなりたいよー」という時期にはとても理にかなっていると思うのです。

逆に言えば、夜ずっと寝てしまいその分授乳回数が減ると、とたんに体重増加のペースが落ちていきます。赤ちゃんの体重増加が気になるのであれば、夜間授乳は必須項目。日中の人工乳を補足するより効果があるし、おっぱいトラブル予防にもなります。

 

【母乳は良眠生活、そのためのサポートを!】

人工乳の方がしっかり長く寝てくれるからと、夜寝る前に人工乳を補足する方も多いのですが、実は母乳の方が睡眠時間を確保できているという研究結果があります。母乳中には赤ちゃんが健やかに眠れる成分が含まれていますし、母乳を出すホルモンには安らぎやリラックス効果もあるので、ママも短時間でも良質な眠りを得ることができるはず。

 

とは言え、どうしても慢性的に寝不足になりがちですし、積もり積もれば心身ともに堪えますし、イライラもするでしょう。そうなるまで頑張りきらないように、早めにどうにか、睡眠の優先順位を上げて休めるようにすることが大切。寝不足は貯めない、速やかに解消すべし!です。

 

女性は妊娠後期からこま切れ睡眠に対応できるようホルモンが助けてくれるので、赤ちゃんに合わせて寝起きできれば、だいたい大丈夫だと思います。

「赤ちゃんに合わせて寝起きする」が重要なポイントで、赤ちゃんが寝てる間にあれこれやろうと活動すると休息・睡眠時間を失い、疲労・ストレスが蓄積ししていくことになるので、赤ちゃんが寝たらすかさず自分も寝ることが大事になります。これができなくておっぱいトラブルを繰り返したり、母乳がうまく軌道に乗らないことも少なくありません。

男性はホルモンの助けがないので、小刻みに起きたり寝たりが厳しいかもしれません。その分自分のペースで寝起きできていたら、元気に授乳以外のこと何でも全て言われなくても率先してやりましょう。せめて3~4か月間くらいは、授乳している女性が「授乳以外のことは何もしなくていい」くらいのサポートをお願いしたいです。決して大げさではなく、実際この時期は母乳育児だけにかかわらず、赤ちゃんの成長も母体の回復も考えると、これくらいのサポートは当然だと思っています。

 

【安定した眠りは成長待ち】

赤ちゃんが夜寝てくれる、途中で起きなくなる、は発達に伴います。

成長発達していくと睡眠が夜に集約化され、眠りが浅くなったり目覚めても自力でまた眠れるような自己鎮静行動をとれる力が付いてきます。

ただ個人差があります。発達の仕方もばらつきがあります。比較せずに我が子そのままを受け入れて、赤ちゃんリズムに合わせられたほうが結果楽なようです。

 

なかなか寝られない赤ちゃんもいて、大変なご苦労をされている方もおられます。ある研究ではそこまで寝ない赤ちゃんは2割程度とのことで、私の個人的な肌感覚でもそんな感じがします。 

それも赤ちゃんの個性。出口の光が見えない暗黒のトンネルに居るような気がするかもしれませんが、受援力を発揮してどうにか自分自身の休息を確保しつつ、赤ちゃんに合わせて成長を待っていただけたらと思います。

 

【おっぱいの微睡(まどろみ)タイム】

勝手な推察、経験値からの印象です。ご容赦ください。

瞑想して脳を休める、整えるようなことが有効であるといわれていますが、

おっぱいを飲みながらぽ~っとまどろんで、寝てるようなウツラウツラしてるような、いつ飲み終わればいいのか困る、あのかわいい感じの時間は、まさに瞑想ではないかと思うのです。

赤ちゃんの脳の発達は凄まじくて、日々脳の中は大変なことになっています。あの微睡タイムに瞑想と同じような脳を落ち着けて整えて休める働きがあるとしたら、大事にしたい時間ですよね。人工乳だと、ぐっーといきなり満腹になって、強制的気味に深い眠りに入りやすいのか、浅い眠りや不定睡眠状態にしたいけど深く入ってしまうよ~と、ボーっとぼんやりした表情になっていることがあるなと思っていました。

赤ちゃんの瞑想タイムが温かく見守られる哺育環境であってほしいなと思います。